錦織選手の試合を見て感じた「50代からの園芸療法が強い理由」

こんばんは
園芸療法士Kiyoです


昨日は
全米オープン予選決勝
錦織圭選手と坂本怜選手の
日本人対決がありました


今季限りでの引退が
決まっている錦織選手にとって
これが最後の全米オープンでした


結果は20歳の新星
坂本選手に敗れ
惜しくも本戦出場とは
なりませんでした。


長年、日本テニス界の
トップを走り続け
世界4位にまでなった


錦織選手の
気迫あふれるプレーには
本当に胸が熱くなりましたし


それと同時に
アスリートの世界における
「若さの勢い」や
「体力勝負の厳しさ」も
改めて感じさせられました


プロスポーツの世界は
どうしても体力やスピード
瞬発力といった
「若さ」が大きな

武器になりますし


どんなに

素晴らしい選手であっても
年齢を重ねる中で



体力の限界や
世代交代と向き合わなければ
ならない瞬間がやってきます


でも、私が長年行ってきた
「園芸療法」の世界は
実はまったく逆なんです


園芸療法士という仕事は
「年齢を重ねれば
重ねるほど味が出て
深みを増していく仕事」

なんです


子育てが一段落したり
人生の転換期に立った時


「50代から
新しいことを始めるのは
もう遅いんじゃないか」


「若い人には
敵わないんじゃないか」



と不安に思う方も
いらっしゃるかもしれません


でも、園芸療法の現場では
50代から重ねてきた年齢や
人生経験そのものが


誰にも真似できない
最大の強みになります



今日は
なぜ50代からの園芸療法が
こんなにも強いのか


私が現場で実感している
3つの理由をお伝えします

目次

1. これまでの「人生経験」すべてが、現場の力になる

園芸療法は
植物の専門知識をペラペラと
教えることではありません


目の前にいる利用者さんの
心を解きほぐし
心から安心してもらう
コミュニケーション力が
必要になってきます


高齢者施設で出会う方々は
それぞれに長い人生を
歩んでこられた人生の
大先輩です


若い頃には実感が
湧きにくかった


「身体の不調」や
「思うように動かない
もどかしさ」


子育ての喜びや大変さ
親の介護
日々の暮らしの中での
葛藤など……


人生の酸いも甘いも
経験してきた大人だからこそ


相手の
ちょっとした表情の変化や
言葉のニュアンスから


気持ちをスッと
汲み取ることができます


先生ぶって上から
教えるのではなく



同じ時代を生きてきた
一人の人間として
敬意を持って自然に
寄り添える


これは教科書を
何冊読んでも身につかない


あなたがこれまで
生きてきた時間そのものが
生み出す大きな価値なんです

2. 植物と同じで、時間をかけた分だけ「言葉の重み」が出る

植物を育てていると
よく分かりますが


種をまいてすぐに
立派な大木になる木は
ありません


夏の厳しい暑さを
乗り越えたり


冬の寒さにじっと
耐えたりしながら


季節を何度も巡って
年輪を刻むからこそ
どっしりとした
味わいのある木に育ちます


人間もまったく
同じだと思います


いろいろな経験や失敗を
乗り越えてきた人の言葉には


無理なトゲがなく
柔らかい温かさや
説得力が宿ります


現場で泥だらけになって
汗をかきながら


「どうすれば利用者さんに
笑顔になってもらえるか」



と、試行錯誤してきた時間も
すべて自分自身の深みに
なっていきます



その人がそこにいるだけで
伝わる落ち着いた
空気感や安心感に


利用者さんの心が
ふっとほどけていくのを
私は現場で何度も
目にしてきました

3. 体力任せではなく、「知恵」と「自分のペース」で長く続けられる

「園芸療法って
土や植物を扱うから
体力的にキツいんじゃない?」

と心配される方もいます


もちろん身体を
動かす場面はありますが
プロの園芸療法は決して
「体力勝負」でやるものでは
ありません

  • どうすれば無理なく安全に作業できるか、空間や動線を工夫する「段取り力」
  • 植物やハーブの力を味方につけて、自分自身の心と体を整える「セルフケアの知恵」
  • 相手の笑顔を無理なく引き出す「場の設計」


これらはすべて
知恵と工夫でカバー
できることです


自分の体調や
ライフスタイルに合わせて
ペースを調整できるので


50代、60代、70代になっても
身体をすり減らすことなく
現役を続けていけます



定年もなければ
誰かに引退を迫られることも
ありません


何歳になっても
「西野さんに会いたかったよ」
「また来てね」



と、
人に喜んでいただけるのは
本当にありがたくて
幸せなことだなと
感じています

年齢を重ねることを「深み」に変えていく

人生の新しいステージに
立とうとするとき


「もう若くないから…」と
一歩を踏み出すのを
ためらってしまうのは
本当にもったいないです


スポーツのように
誰かと若さや体力を
競い合う必要は
どこにもありません



あなたが今まで家族や
周りの人のために
尽くしてきた時間も
植物を大切に育ててきた想いも


全部がこれからの
仕事の確かな土台になります


知識もあるし、想いもある


足りないのは
それをどうやって
「喜ばれる仕事の形」
にしていくかという


ちょっとした工夫と
最初の一歩だけです


年齢を重ねることを
楽しみに変えながら
植物と一緒に自分らしい
第二の人生を作っていけたら
素敵ですね( ◠‿◠ )

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