「ボランティア」を卒業する価値のつくり方【園芸療法のおしごと】

こんばんは
園芸療法士Kiyoです


日本では
園芸療法を学んでも


病院や高齢者施設で
園芸療法実践者として
雇用されることは
ほとんどありません


私が園芸療法の専門学校を
卒業した時でも

(今から18年前)


全国で
園芸療法士を募集している
病院や施設は数えるほどでした


18年経った今
園芸療法士の求人は
ほとんど見なくなりました


学べる学校も少なくなり
私の母校の園芸療法学科も
無くなりました


こんな状況ですし
就職口のない資格を
2年で200万もかけて
誰が学びにくるのでしょうか・・・


私は運良く
園芸療法士として
採用いただき


施設で園芸療法の仕事を
させていただきましたが
今思うと、本当に稀で
ラッキーなことでした

園芸療法士になりたての頃・毎日がっつり園芸の日々でした


では、全国で
園芸療法を学んだ方や
今まさに学んでいる人は
どうするのでしょうか?


せっかく時間とお金をかけて
資格を取ったのに


結局行き着く先は
「無償のボランティア」
になってしまっている方が
本当に多いんです


「近所の施設で
お花の手入れの
お手伝いをしています」


「地域のサークルで
材料費だけで教えています」



もちろん
ボランティアとして
人の役に立つこと自体は
すごく素晴らしいことです


でも、心の中では


「本当は
これをちゃんとした
自分の仕事にしたいな」


「子育ても一段落したし
これからの人生
自分らしい仕事として
やっていきたい」



と、思っていませんか?


それなのになぜ仕事に
ならないのかというと


理由はすごく単純で
「どこかに雇ってもらおう」
と考えてしまっている
からなんです


病院や施設が
「園芸療法士募集!」
求人を出していない以上


いくら待っていても
仕事は見つかりません


そしてもう一つ
仕事にならない
大きな原因があります


それは
「園芸プログラムの
レパートリー」だけを
増やして
現場の本当のニーズを
満たせていないこと

なんです


実は、施設側が
本当に求めていることって
単なる「植物の教室」
ではありません


例えば
私が今お伺いしている
高齢者施設からいただいている
ご依頼やご要望は
こんな内容です

  • 入居者様、利用者様の楽しみとなる活動をしてほしい
  • いつも施設の玄関や植え込みをお花で彩ってほしい
  • 園芸療法を取り入れることで、施設のウリ(強み)を作り、「集客」をしていきたい


このように
施設にとって一番切実で
大切なことは
「集客」なんです


ですので
その「集客」に一役買えるよう


私は現場での園芸療法だけでなく
施設のホームページ内で
園芸ブログを執筆したり


同法人内の別の施設の
屋上庭園も担当させて
いただいたりしています



園芸療法を取り入れることで
施設内に「新しい風」を入れ
ご利用者様を増やす
お手伝いをする


これこそが
このお仕事においての
私の本当のミッションなんです


すなわち、私の場合は
「園芸療法士=集客請負人」
なわけです


これこそが
施設や病院が本当に
お金を払ってでも


園芸療法を
取り入れたいと思う
「ニーズ」なんですよね


ここを理解せずに
ただ
「こんなクラフトができます」
「こんな寄せ植えが教えられます」



というプログラムの
レパートリーだけを
いくら抱えていても


現場の本当のニーズに
応えることはできないでしょう



その結果
「園芸療法なんて
需要がないんだ…」



という流れに
なってしまうんです


では
ボランティアを抜け出して
施設からも求められる


「プロの仕事」
にしていくには
どうしたらいいのか?


大切になるのは以下の3つです

1. 「植物の作業」ではなく「相手にとってのメリット」を伝える


「お花を植える
お手伝いをします」
とだけ言っても


「じゃあボランティアで

お願いね」
で終わってしまいます


そうではなく
「利用者さんの笑顔や
会話が増えて
ご家族にも喜ばれますよ」



「施設の玄関がいつも
綺麗になって
見学に来られた方への
大きなアピール(強み)に
なりますよ」



と、相手にとっての
具体的なメリットを
しっかり伝えることが大切です

2. 待つのではなく、相手の悩みを解決する「提案」を自分から持っていく

「園芸療法の先生、
探していませんか?」

と聞いても
100%断られます


そうではなく


「こちらの施設のために
利用者さんが喜んで
集客にも繋がるこんな企画を
考えてみたのですが
いかがですか?」


と自分から提案していくんです


相手の役に立つ
提案さえできれば
高齢者施設だけでなく


地域のサークルやサロン
自宅でのワークショップなど
活躍できる場所は
自分でいくらでも作れます

3. プロとして対価をいただく覚悟を持つ

「人の役に立ちたい」


「植物が好きだから」


という気持ちが強い
優しい方ほど


「お金をもらうのは
申し訳ないな…」

と遠慮してしまいがちです


でも、ずっと
ボランティアでやっていると
準備や移動も全部持ち出しで


だんだん身体も心も
疲れてしまいます


無理をして
自分が倒れてしまったら
元も子もありません


責任を持って
相手に喜ばれる場を作り


施設に新しい風を
入れるからこそ
ちゃんとお金をいただく


対価をいただくからこそ
自分も元気で長く続けられて


もっと質の高いものを
届けることができます



園芸療法を学びたいと思う方は
本当に皆さん心が優しくて


「誰かを元気にしたい」


という温かい想いを

持っています


知識もあるし
植物への愛も
これまでの人生経験も
ちゃんと持っておられます


足りないのは
それをどうやって現場が
求めている


「仕事の形」にするかという
ちょっとした戦略と
視点だけなんです


せっかく学んだ
大好きな園芸療法を


ボランティアだけで
終わらせてしまうのは
本当にもったいないです


植物の力で
目の前の人を笑顔にして
施設や社会にも
しっかり必要とされる


そんな一生モノの仕事を
自分の手で作っていきませんか?


私も現場で
泥だらけになって
あせもができるくらい
毎日大量の汗をかきながら


日々、クライアントのニーズに
応えようと仕事をしています


リアルに感じた現場の知恵を
これからもブログで
お伝えしていきますね( ◠‿◠ )


それでは
今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました


・・・・
大量の汗はテニスも含まれます笑
・・・・

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