こんばんは
園芸療法士Kiyoです
昨日のインスタグラムに
高齢者施設での
園芸療法の様子を
動画で投稿したところ
いつもより多くの方に
見ていただけたようです
(まだまだ少ないですが笑)

hanatripインスタ
↓
https://www.instagram.com/kiyo_botanical/
そして、コメント欄で
こんな温かいお言葉を
いただきました
「先生の活動ステキです。」
「人の優しさが、感じられます。」

これに対して私は
「ありがとうございます☺️
何も難しいことはしてないんですよ」
「私が楽しませて
いただいてるんですー☺️👋👋」
とお返事させていただきました
実は私
「Kiyoさんって優しいですね」
ってよく言われるんです
でも、私の普段の姿を
知っている友人や知人は
絶対にそんな風には
思っていません(笑)
私は関西人なので
普段は強めのツッコミも入れるし
毒も吐くし
趣味のテニスをやっている時は
自分のミスで、すぐ頭に
血が上るタイプです
どこからどう見ても
「おしとやかで優しい人」
ではないんですよね
それなのに
仕事でお年寄りと
接している時の私は
自分で言うのも
なんですけれど
すごく「優しい人」になります
自分でも
「なんで仕事の時はこんなに
優しくなれるんやろ?」
と、その理由を考えてみました
元介護職員だからこそ知っている、施設のリアル
施設に入られているお年寄りは
ご家族のご都合だったり
ご自身のご病気や
体の状態の問題だったり
いろんな事情を抱えておられます
お一人おひとりの
バックグラウンドや
現状を知れば知るほど
「今のこの施設での生活は
本当にこの方が望んだ
生き方なのかな…」と考えて
胸が苦しくなることがあります
私はデイサービスや
有料老人ホームに勤務していた
ことがあります
だから、現場の裏側も
内情もよく知っています
偏見でも何でもなく
私自身は施設の入所
ということに対して
手放しで「良いことだ」とは
思っていません
内情を知っているからこそ
正直に言いたいと思います
入居されているお年寄りだって
本音を言えば
「自分の家に帰りたい」
はずなんですよね
自分の家のことや
自分の身の回りのことは
自分の手でやりたい
でも
体の不自由さや環境のせいで
もうそれを諦めてしまっている
状態なんですよね
もし、将来自分自身が
そういう状況になったら……
そう想像すると
私は恐怖でたまらなくなります
自分がしたいことが
何ひとつ自由にならない毎日
買い物に行くことも
お庭の雑草を引くことすら
自分の意思では外にも出られない
私からしたら
それは本当に「生き地獄」です
相手の立場を「自分ごと」として捉えるということ
私は、施設に入居されている
お年寄りの方々の
「言葉にならない本当の気持ち」
を知っています
だからこそ
「せめて私が訪問している
この時間だけでも
施設の生活が楽しいと
思ってもらいたい」
「心の底から笑ってほしい」
という強い思いがあります
私の園芸療法士としての
活動の根底には
ずっとこの気持ちがあるのです
仕事中の「優しい私」は
特別なテクニックでも
何でもなくて
ただこの想いから
来ているのだと思います
どうしても
弱い立場に置かれている方を
「なんとかしてあげたい」
と思ってしまうんです。
(弱い立場と失礼な
言い方かもしれませんが
本音です)
要は
入居者さんのお姿を見て
「他人事」ではなく
「自分ごと」として
捉えているんです
なぜそんな風に
思えるのかというと
私自身もこれまでの人生で
起業してからもそれまでにも
たくさんの失敗や
しんどい、情けない
惨めな想いを
経験してきたからです
自分がどん底にいて
苦しかった時
いつも周りの誰かが
助けてくれました
親身になって話を
聞いてくれたり
自分のために
一生懸命動いてくださったり
あの時
誰かの温かい助けがなかったら
私は間違いなく今の仕事を
できていなかったですし
ここに立っていません
自分が助けられた
経験があるからこそ
目の前でしんどい思いを
している人を見た時に
「ただただ笑わせてあげたいな」
「少しでも心を軽くして
あげれたらいいな」
という気持ちが
自然と湧き出てきて
結果として
「優しい言葉」になって
いるのだと思います
園芸療法は「知識や技術を見せびらかす場」ではない
園芸療法の時間に
植物を使って何か
特別なことをしたからって
それ自体に大きな意味が
あるわけではありません
「〇〇療法」とか
「〇〇セラピー」とか
ありますが
そういう名前が
ついているものや
植物そのものは
ただの「ツール(道具)」に
過ぎないんです
自分が持っている
知識や技術を
見せびらかすための
「発表の場」でもありません
セラピストや
コーディネーターの
本当の役目は
目の前の対象者の方の
「本当の気持ち」に
気づいてあげられて
その心に寄り添って関わり
笑顔にしてあげられる
かどうか。
それだけなんです。
そして
その「相手の気持ち」に
一番気づいてあげられるのは
誰かというと
これまでに
自分自身が失敗をして
辛い想いや痛みを
味わってきた人
なんですよね
一度つまづいたり
遠回りをしたり
人の痛みが分かる人の方が
目の前の人の小さな
SOS や寂しさに
パッと気づくことができます
あなたにしかできない園芸療法士を
「私には特別なスキルも
専門知識もないから…」
「たくさんの失敗を
してきたから…」
そうやって自分を責めたり
一歩を踏み出すのを
躊躇している方がいたら
私は伝えたいです
あなたがこれまで
経験してきた失敗や辛い想い
情けないと感じた時間こそが
これから園芸療法を
やっていく上で
「一番の強み」になります
「人生の転換期を迎えて
もう一度再スタートしたい」と
願うあなただからこそ
届けられる温かさや
共感力が必ずあります
園芸療法で本当に必要なのは
難しい植物の専門用語を
暗記することではありません
目の前の人の声に耳を傾け
心と体に余白を持ちながら
相手を笑顔にしてあげること
どうか
みなさんなりに
相手の気持ちを考え
みなさんにしかできない
温かい園芸療法を
組み立てていってください( ◠‿◠ )


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