普通のお庭と何が違う?心と体を調える「園芸療法ガーデン」の仕組みと植物の選び方

こんにちは
園芸療法士のKiyoです。


私が定期的に訪問している
高齢者施設では
施設横のスペースに


利用者さんと一緒に園芸を楽しめる
「園芸療法ガーデン」を
作らせていただいています。

こちらがガーデン手前の切花、メディカルハーブのガーデンです

奥が畑エリアです。他にも建物の中庭に畑があります。
2年前にここから始めました

最近は一年を通して
外で活動できる期間が
本当に少なくなってきているため


実際は、気候が良いときに
お散歩をしていただいたり


外に出られない時期でも
室内で園芸作業ができるように
「材料となる植物を育てること」
を目的としてガーデンを
運営しています。


よく
「園芸療法ガーデンは
普通のお庭とどう違うの?」
と聞かれることがあります。


一般のお庭に関しては
自分の好きな植物を
植えてデザインし
その綺麗な景観を見て楽しむことが
主な目的だと思います。


それに対し
園芸療法のお庭は
「五感を刺激し、心と体を
元気にするアプローチ」
を目的としています。


そのため
植える植物も普通のお庭とは
少し異なってきま
す。

今の時期、切花にできるお花をたくさん植えています
目次

対象者さんに合わせて植物を選ぶ

園芸療法では
目の前の対象者さんに合わせて
必要な植物を計画的に
選んでいきます。

  • メンタル不調を感じている方には:
    香りがよく
    お茶などにして取り入れやすい
    メディカルハーブを中心に
    植栽します。
  • 高齢者の方には:
    収穫の喜びを味わえる野菜や
    お部屋に飾れる切り花
    昔を思い出すような
    季節を象徴する植物を選びます。

  • お子さんには:
    日々の成長の変化が
    分かりやすいもの

    面白い育ち方のもの
    収穫できるもの
    乾燥させて工作の材料に
    できるものなどを選びます。


    このように
    それぞれの目的に合わせた植物を
    同じフィールドに植えていくため


    さまざまなジャンルの植物が
    混ざり合うことになります。


    見た目の印象からも
    一般のお庭とは
    少し違ってくると思います。

すべての植物を「意図的」に植える

いろんなジャンルの植物が
並んでいるため
一見すると
少しガチャガチャして
見えるかもしれません。


しかし
ひとつひとつの植物に意味があり
すべて理由があってそこに
植えています。


例えば、対象者さんに
無理な姿勢で作業をさせて
負担をかけないよう


植物が最終的に
どういう形や高さで育つかも
計算して配置しています。


さらに
半年先の室内での
園芸療法プログラムを見据えて
そこから逆算して必要な時期に
種や苗を植えていきます。


これが、すべて意図的に
植栽してあるということです。

園芸療法ガーデンとこれからの発信

今、私が作っている施設の
園芸療法ガーデンの畑エリアでは
以下のような植物を育てています。

  • ラッカセイ、アズキ、ハブソウ
  • スイカ、ローゼル
  • トウモロコシ、エダマメ、キュウリ
ラッカセイです。今はもう少し大きくなっています。
スイカです。去年は50個できました!

これ以外にも、お花のエリアでは
今後の活動の材料となる植物を
数えきれないほど植えています。

中庭に一緒にお花を摘みにいきます( ◠‿◠ )

こうした園芸療法ガーデンを
ご自宅で作れるようになると
毎日何かしらの収穫物があり


それを調理したり
お茶にして飲んだり
お花を飾ってみたりといった
充実した時間が生まれます。


日々の生活の中で
とても心が満たされていくのを
感じます。


私も施設に訪問する前は
「今日はあの植物を使って
どんなプログラムをしようかな」
と毎回楽しみにしながら
準備をしています。


このような、毎日の中に
楽しみができる
園芸療法ガーデンを


ご自宅の小さなお庭や
プランターからでも
作ってみませんか?



これからのブログでも
具体的にどんな植物が
園芸療法に向いているのか
その特徴や活用法を
発信していきたいと思います。


皆さんのお庭作りや
日々の暮らしの参考になれば
嬉しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次