園芸療法ガーデンをお金をかけずに作る方法

ブログ管理者の 西野清子とは・・・

「ただの癒やし」という
園芸の常識をぶち破り

人生の転換期に立ち止まる女性が自らの足で再び誇らしく歩き出す 「自立の設計図」を描くことをビジョンに

予防的園芸療法と戦略を
融合させたhanatripオリジナルメソッドをアカデミーで展開し

趣味を「一生モノの仕事」
へと昇華させ、子育てが終了した
50代女性の第二の人生を
再出発させる

「園芸療法・人生再起動ナビゲーター」
です!

2026年5月28日 
vol.28 今日もいってみよう!

・・・・・・・・・・・・

「施設にお年寄りが喜ぶお庭を
作りたいけれど
予算が限られている……」


「毎年、大量の苗を
買い直すのはコスト的に厳しい」


高齢者施設や福祉施設で
園芸療法を取り入れようとする際
必ずと言っていいほど
直面するのが「予算」の壁です。


やはり
最初はどうしても苗代や
土、肥料代などの初期費用が
かかってしまいます。


これはお庭の土台を作るために
必要な投資です。


ですが
園芸療法士として
私がいつも考えているのは


「次年度からは
なるべく苗を買い足さなくて
いいようにする」
という植栽の戦略です。


予算を抑えながら
毎年豊かな緑や花に
囲まれるお庭を作る。


その時に大きな鍵を握るのが
「種で増える植物
(こぼれ種植物)」を
賢く選んで植える方法です。

目次

プロが実践する、2年目から自然に賑わうお庭の仕掛け

「種で増える」と言っても
人間が毎年種を収穫して
ポットで苗を育てるような
難しい作業をする
必要はありません。


植物自身が熟した種を
地面に落とし
翌年また自然に
芽を出してくれる
「こぼれ種」の力を味方に
つけます。



私が実際に作っている
園芸療法ガーデンでも



まさにこの
「こぼれ種の循環」を
仕込んでいる真っ最中ですので
写真とともにご紹介しますね。


まずはこちら
「ツタンカーメンエンドウ」です。

紫色のさやができます


紫色の美しいサヤが特徴で
収穫の楽しさはもちろん



一部をそのまま残して
完熟させておけば種がとれ
来年また立派な芽を
出してくれます。


次は「ナノハナ(菜の花)」

これ自体もどこからか種が飛んできました

春に黄色い花で目を
楽しませてくれた後
こうしてたくさんの
サヤをつけます。

種を取るために、わざとこのままで置いています

この中に詰まった
小さな種たちが
次の春にまたお庭を黄色く彩る
準備をしてくれているわけです。


そして、ハーブ類も優秀な味方です。


「ボリジ」は、青い星形の
かわいい花を咲かせるハーブ。

去年のこぼれ種で、他の場所にもたくさん出て来ました

こちらも
とてもこぼれ種で増えやすく
一度植えれば毎年元気に
顔を出してくれます。


最後に「ノースポール」

来年が楽しみ!

冬から春にかけてお庭を
白く埋め尽くしてくれる
定番のお花ですが



彼らもまた
バツグンの生命力で
来年こぼれ種からガーデンを
賑やかにしてくれます。


これらの植物を最初の年に
バランスよく配置しておくことで


2年目からは
「苗を買うお金」を

ほとんどかけずに


生命力あふれ元気がもらえるお庭を
維持することができるようになります。

お金をかけない工夫の中にこそ、予防的ケアの本当の価値がある


「予算がないから
立派な園芸療法はできない」

と諦めてしまう施設は
とても多いですが


それは少し
もったいないなと感じます。


むしろ
「お金をかけずに
植物の自然な生命循環を
生かす工夫」の中にこそ
園芸療法の本当の

価値がある
と考えているからです。


きれいに整えられたお庭を
業者の手で毎年
作り直してもらうのは
それは単なる「景色」です。


ですが
今年植えた植物が種を残し
翌年「あ、去年のあの植物が
また芽を出したね」


「生命ってすごいね」と
ご利用者様と一緒に
その循環を五感で実感すること。


これこそが
人間の本能を刺激し
生きる活力を呼び覚ます
「予防的園芸療法」
のアプローチになります。



病気や要介護の状態になってから
慌ててリハビリをするのでは
遅いです。



健康寿命を伸ばすために
日々の生活を見直し
病気にならない体づくりを行う。


そこに園芸活動や
植物自体の人への効果効用を用いて
いつまでも健康な体で
生活の質を上げていくこと。



だからこそ
リハビリ寄りの園芸療法と
地域寄りの園芸福祉の
「ちょうど中間」の立ち位置で


こうした自然の仕組みを
賢く利用する戦略が現場を
豊かにしてくれるのです。


コストが抑えられれば
施設の経営者様にも喜ばれ
活動を長く持続させる

ことができます。


プロとして現場に立つなら
こうした「予算に合わせた
持続可能な提案力」

大切にしたいスキルです。



当アカデミーの
園芸療法コーディネーター
養成コースでは


このような
園芸療法ガーデン作成方法も
しっかりお教えします( ◠‿◠ )

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次