こんばんは
園芸療法士Kiyoです
すっかり秋めいて
朝晩は肌寒いくらいに
なってきましたね
今日は
いつも訪問している施設で
毎年恒例の
「ローゼル」の収穫と
ジャム作りを行いました
ゴロッとした
真っ赤な実を見た途端
ご入居者さんの顔が
パッと明るくなり
「綺麗な色じゃね!」
「オクラの花に似とるね!」
って
植物が一つあるだけで
その場の空気が一気に
明るくなります
中でも今日
私が一番ハッとしたのは
100歳のご入居者さんの
一言でした
「これ、去年も作ったよね」
なんと、1年前の
ローゼルジャム作りのことを
鮮明に覚えておられたんです
認知機能が低下しがちな
環境にあっても
真っ赤な色を見て
甘酸っぱい香りを嗅いで
自分の指先でガクを摘む
そうやって五感を
フルに使った体験って
ちゃんと記憶の奥底に
残るんですよね
出来上がったジャムを
お湯に溶かして飲むと
「こんな味初めて!」
「元気が出そう!」
と、皆さん本当に
良い笑顔を見せて
くださいました
「ああ、やっぱり
植物の力ってすごいな。
園芸療法って本物だな」
と、私自身が改めて
勇気をもらいました
でも……
正直にお話しすると
少し複雑な思いもあります
現場での
ご入居者さんたちの笑顔は
私にとって何よりの
やりがいです
ですが、施設という
「他人のフィールド(土俵)」で
お仕事をしていると
どうしても
相手の組織の都合や
現場のスタッフさんとの
温度差に振り回されて
心がすり減ることがあります
どれだけ質の高い
園芸療法を提供しても
最終的な決定権は
こちらにはありません
相手の予算や環境が変われば
あっさりと根底から
覆されてしまいます
そんな中
「この素晴らしい
園芸療法の力を
もっと私らしく
無理なく届けていくには
どうすればいいんだろう?」と
考えたときに出た答えが
「私だけのフィールドを
作らないとけない」
ということでした
誰かの都合に
依存するのではなく
自分の足で立ち
自分のサービスを
ちゃんと形にする
そうやって自分自身の
心と体を守れる環境
(フィールド)があって初めて
本当の意味で目の前の人を
笑顔にできるんだと
最近痛感しています
今、当スクールでは
私と同じように
「自分の経験を活かして
自分の足で立ちたい」
と願う女性たちが
少しずつ集まってきて
くださっています
「ただのいいお話」や
「綺麗事」だけじゃない
現場のリアルな泥臭さも
そこから抜け出すための
戦略も
もがきながら進んでいる
今の私だからこそ
伝えられることがあると
思っています
まずは私自身が
誰にも振り回されない
「私だけのフィールド」を
しっかり完成させていきます
これからも
見守っていただけると
嬉しいです( ◠‿◠ )
「私だけのフィールド」を作る本当の理由

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