植物を知り尽くした園芸療法士が造花に命を吹き込む「枯れない花手水」

2026年6月6日 
vol.37 
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今年もいよいよ暑い夏が
近づいてきましたね。


この季節になると
私は宮城県気仙沼市にある
「早馬神社(はやまじんじゃ)」様
からいただく
あるオーダーの制作を始めます。


早馬神社様

https://hayama.jinja.jp/


早馬神社様は
古くから馬と縁が深く
厄除けや開運


子供の健やかな成長を
見守る神社として
地元の方々に親しまれている
歴史ある神社です。


こちらでは毎年
本格的な夏の訪れを前に
「夏詣(なつもうで)」という
催しを行っていらっしゃいます。


その夏詣の境内の彩りとして
数年前から当店の
「枯れない花手水(はなちょうず)」を
ご注文くださっています。

目次

夏の神社が直面する、生花のリスクとコスト

参拝に訪れる方の目を
喜ばせる花手水ですが


夏の暑い盛りに生花を
維持することには
実はリアルな問題が
たくさんあります。


近年の猛暑は本当に厳しく
直射日光が当たる屋外の手水舎に
生花を浮かべると


わずか1〜2日で水が
腐ってしまったり
お花が傷んでドロドロに
なってしまったりすることが
珍しくありません。


かといって

きれいな状態を保つために
数日おきにお花をすべて
入れ替えるとなると



夏の期間中だけでかなりの
「お花代」というコストが
かかり続けます。



さらに、日々の水の管理や
傷んだお花をすくい上げて
処分する神社の方々の「手間」も
想像以上に大きな負担に
なってしまうのです。



こうした予算や
管理面の手間を抑えながら
参拝に訪れる方々を
いつでもきれいな景色で
お出迎えしたい。


その課題を
クリアするための選択肢が
高品質な造花
(アーティフィシャルフラワー)を
使った「枯れない花手水
です。

植物の「生きている姿」を知り尽くしているからこそ

「でも、造花を水に浮かべたら
なんだか安っぽく
不自然に見えてしまうのでは?」


そう思われる方も
いらっしゃるかもしれません。


確かに
ただ市販の造花を並べただけでは
どこか硬く、人工的な違和感が
出てしまいがちです。


ここで活きてくるのが
私が日頃から行っている
「園芸療法士」としての経験です。


私の仕事は、日々
本物の土や植物と向き合い
ご利用者様と一緒に
植物を育てることで
心と体を元気にして
差し上げることです。


植物が自然の中で
どのように葉を広げ
どちらを向いて花を咲かせ
どんなグラデーションで
色を変えていくのか。


その「植物が生きている
ありのままの姿」を
私は誰よりも現場で観察し
知り尽くしています。



だからこそ
造花を扱うときであっても
一本一本の茎の曲がり具合や
花びらの重なり
色彩のバランスを


まるで
「今そこで生きて咲いている」
かのように配置することが

できます。

お正月バージョンです




ひまわりの黄色
涼しげなブルーの紫陽花
鮮やかな百合など
それぞれの植物が持つ瑞々しさを
造花の中へ再現していきます。


人工の素材を使ってはいますが
本物の美しさを
知っているからこそできる
私なりの命の吹き込み方です。

本物と人工、2つの強みを融合させていく

実際に早馬神社様の手水舎に
この花手水を設置すると
このような感じに。
(画像はインスタグラムより
お借りしました)






夏の過酷な環境でも
色あせることなく
神社の顔として参拝客を
温かくお迎えし続ける
その姿を見るたびに


この仕事をしていて良かったなと
深く実感します。


私はこれまで
「本物の植物を育てる園芸療法」


「人工の植物を美しく見せる
壁面緑化や花手水」
の仕事を
どこか切り離して
考えていた部分がありました。


しかし
今ではその垣根はなくなり
この2つは私の中で
完全に融合しています。



本物の植物が持つ
人を元気づける仕組みを
理解しているからこそ
造花という手段を使っても
人々の心に届く「驚きと笑顔」を
作り出すことができる。


手段が本物か人工かということは
大きな問題ではなく


そこに明確な意図と戦略があれば
どちらも同じように
誰かの心を健やかに彩ることが
できるのです。


これからも
この2つの強みを掛け合わせながら
これまで植物を届けることが
難しかった場所にも


新しくて優しい景色を
届けていきたいと思っています。


早馬神社様の「夏詣」に
訪れる皆さまの心が
この枯れない花手水を通して


爽やかに癒されることを
心から願っています。


いつもご注文ありがとうございます!

造花の壁面緑化・花手水のご注文、お問い合わせは公式ラインよりどうぞ。

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