こんばんは
園芸療法士Kiyoです
私が訪問している
高齢者施設の
園芸療法ガーデンでは
あと半月ほどで
アズキが収穫期を迎えます
去年はこの時期から一気に
カメムシが来て
結構食べられてしまったので
要注意なのですが……
今年はまだ
カメムシも来ておらず
去年よりたくさん実る
予定なので
かなりの大豊作を
期待しています(^ν^)
さて
このアズキですが
ただ育てて
「わあ、できたね」
で終わらないのが
園芸療法です
収穫したアズキを
どうプログラムへ
結びつけているのか
去年の様子を
ご紹介しますね
緑色のサヤが
茶色く乾燥したら
いよいよ収穫の合図です


この乾燥したサヤから
一粒ずつアズキを
取り出す作業を
ご利用者さんに
お願いします

皆さん
新聞紙の上に広げたサヤから
本当に丁寧に
そしてものすごい集中力で
お豆を取り出して
くださるんです
「昔はよく家でやったんよ」
なんて
懐かしいお話をしながら
指先を動かすことは
立派なリハビリになります
皆さんの頑張りで
ケースいっぱいに
集まったアズキは

大きなお鍋で
コトコト煮込んで
温かくて甘い
おぜんざいにします

自分たちで種から
育てたお豆の味は格別です
マグカップを手にして
美味しそうに頬張る
お姿を見られる瞬間が
私もとても
嬉しい気持ちになります


実は
こうしたプログラム中の
自然な笑顔の写真を撮り
施設のブログや
お便りに掲載して
いただくことも
園芸療法士の大切な
役割だと考えています
施設にお父様やお母様を
預けているご家族は
「寂しい思いを
していないだろうか」
「退屈していないだろうか」
と常に心配されています
だからこそ
皆で穏やかな表情で
おぜんざいを召し上がっている
写真を見るだけで
心からホッと安心されるんです
利用者さんの
心身のケアだけでなく
ご家族の心の負担も
軽くすること
それが
プロの園芸療法士の
役割です
ただ、この素晴らしい
畑のプログラムが
大成功する一方で
私の中にはずっと
「歯がゆい思い」が
ありました
それは
「畑に出られない方」や
「土や水を触れない方」には
この喜びに
直接参加していただけない
ということです
真夏や真冬
あるいはベッドから
離れられない方にも
あのアズキを
取り出した時のような達成感や
自分で何かを作り上げる
喜びを感じてほしい
環境や身体機能に
制限があっても
1年中安全に
誰でも絶対に笑顔になれる
プログラムを作りたい
その強いジレンマと
想いこそが
私が
「ウォールガーデンセラピー
・花パズル」を
作らざるを得なかった
理由です
土も水も使わず
指先を使ってパチッと
花を咲かせる花パズルなら
天候も場所も選びません
今、私はこれを
全国の施設へ
届けるための準備を
進めています
商品化まで
大変な道のりですが
がんばりますね!

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