「何か手伝おうか?」を引き出す仕掛け|レモングラスの収穫と園芸療法士の裏ワザ

こんばんは
園芸療法士Kiyoです


先日の園芸療法訪問では
夏の間にぐんぐん育った
「レモングラス」の
収穫プログラムを
行いました


去年植えて冬を越した
レモングラスですが
私の背丈ほどまで
立派に大きく育っていました


ただ、まだまだこの暑さです


高齢の利用者さんたちに
外へ出ていただくのは
熱中症の危険があるので


外での収穫作業は
私が一人で担当しました


大株になったレモングラスを
根元からザクザクと刈り取ると


あたり一面に
爽やかなレモンの香りが
ふわ〜っと広がります


両手いっぱいに
抱えきれないほどの
大量のレモングラスを
一輪車に載せて


施設内の
掃き出し窓を開けて
廊下と室内をひと続きにし


外のテーブルに私が立って
抱えてきたレモングラスを
ドサッと広げました


すると、お部屋の中から
様子を見ておられた
利用者さんが


「わあ、すごいね!
何か手伝おうか?」


と、ご自分から
声をかけてくださり


テーブルの前に座って
手を伸ばしてくださったんです



実は、この
「何か手伝おうか?」
という能動的な言葉と
行動を引き出すことこそが


園芸療法の大切な
目的の一つなんです




高齢者施設ではどうしても
スタッフさんから


「これをやってくださいね」
と言われて行う


いわば「受動的」な時間に
なりがちです


でも、人間って
「やらされること」はあまり
面白くないけれど


「自分でやりたくなって」
動くことは
すごく楽しいですし
生き生きとするんですよね


「やらされる」のではなく
「やりたくなる」ように
自然と仕向ける


これが
私たち園芸療法士の
大事な仕事なんです


とはいえ
これにはちょっとした
「下準備」や「仕込み」が
必要です


ただ「手伝ってください」
とお願いするのではなく

  • あえて大きな束を抱えて「よいしょ!」と見せる
  • 目の前で作業を広げて「何が始まるんだろう?」と興味を引く
  • 爽やかな香りを部屋の中に届けて五感を刺激する


などなど
自然と体が動いてしまうような
きっかけを
周到に散りばめておくんです


その仕掛けに見事にハマられ(笑)
利用者さんが笑顔で
葉っぱを揃えてくださったり


作業を手伝ってくださった瞬間は
園芸療法士として本当に嬉しく
いつも心の中で
ガッツポーズなんです^ – ^


こうして一緒に下準備をした
レモングラスを使って


このあと
「フレッシュハーブティー女子会」
をしました( ◠‿◠ )


そのお話は
また明日の後編でお伝えします!


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