こんばんは
園芸療法士Kiyoです
今、訪問先の
園芸療法ガーデンでは
色々な植物が
開花や収穫の時期を
終えようとしています


花が終わると
植物たちは次の「子孫」を
残す準備に入ります
子孫というのは
種のことです
今日は
そんな園芸療法ガーデンで
活躍している植物の中から
上記写真の
「ムギワラギク」と
「ヒマワリ」を
ご紹介しますね
実はこの2つ
どちらもお年寄りの方には
とても馴染みがある
植物なんです
昔から
親しまれてきたお花なので
施設の利用者さんにも
パッと見て分かりやすく
視覚的にも認識して
いただきやすい
良さがあります
目で見て、手で触れて
五感からしっかり
情報を得ることで
脳に良い刺激がいき
認知能力の維持にも
繋がっていきます
ムギワラギクとヒマワリの特徴
まず、ムギワラギクです

触ると花びらが
カサカサとしていて
ちょっと不思議な
手触りがします
触れるだけでも
指先の良い刺激になりますし
咲いている時から
水分が少ないので
切って乾かすだけで
綺麗なドライフラワーに
なります
色もしっかり残るので
スワッグやリースの
クラフトにも
とても重宝する植物です
あと、切り花にも最適です
そして、ヒマワリは

夏の間
大きな黄色い花で
庭を明るくして
見ているだけで
元気をくれる存在でした
花が終わって
頭が垂れてくると
真ん中にたくさんの種が
ぎっしり詰まります
この種を一粒ずつ
指先でつまんで
ポロポロと外していく作業は
無理のない指先のリハビリにも
ちょうどいい作業になります
種取りができる植物を植える意味
園芸療法ではこうして
「種が取れる植物」を
意識して植えるように
しています
それにはちゃんとした
理由があります
一番の理由は
毎年苗を買い直さずに済む
「ローコストガーデン」に
できることです
2年目からは
前年に採れた種を蒔いて
育てる
そうすることで
材料費も抑えられますし
施設でもお家でも
無理なくガーデンを
続けていくことができます
そしてもう一つは
自分たちで種から育てて
お世話をして
収穫までやり切ることで
「ちゃんと育てられた」
という自信になることです
種を取って
次の季節にまた蒔いて
花が咲く
このサイクルを
繰り返していくと
庭に少しずつストーリーが
できていきます
「去年のヒマワリは
もっと背が高かったね」
「ムギワラギク今年は
たくさん咲いてくれたね」
「来年はもっと
日当たりのいい場所に
植えてみようか」
そんな風に
去年のことを思い出したり
失敗や成功を振り返ったり
することが
自然と利用者さん同士や
スタッフさんとの会話の
きっかけになります
これが、園芸療法でいう
「社会的効果
(コミュニケーション)」
に繋がっていくんです
収穫した種は
しっかり乾燥させて
次の蒔き時まで大切に
保管しておきます
ただ花を植えて
楽しむだけでなく
次の季節へ繋げて
人と人との会話を広げていく
これが
園芸療法ガーデンならではの
面白さだなと思います( ◠‿◠ )
持続可能な園芸療法のために
この園芸療法ガーデンは
普通のお庭作りとは
少し概念が違います
すべての植物が
「園芸療法プログラムで
活用できるもの」
で構成されている
とても専門的なお庭です
苗や苗木を
毎回お金を出して
買っていたら
どうなるでしょうか?
コストがかさみ
利益が出にくくなって
しまいますよ
そうなると
仕事としては失敗に
なってしまいます
だから
見た目のおしゃれな
ガーデンデザインなど
極端に言えば
どうでもいいのです
大切なのは
「どのような植物を植え
どんな持続可能な
プログラムにするか」
です
園芸療法の世界は
本当に難しく奥が深いです
だからこそ
人々を楽しませる
園芸療法を継続している人は
本当にすごいスキルを
持った人だと言えます
当スクールでは
この園芸療法ガーデンを
ゼロから作ることのできる
園芸療法コーディネーターを
育てています。
あなたも当スクールで
現場で求められる
「かっこいい植物仕事人」を
目指してみませんか?( ◠‿◠ )

コメント