「寄り添う」という言葉の裏にある、本当の園芸療法戦略

こんばんは。
熱血園芸療法士の
西野清子です。


ここ広島市では
桜の開花もピークを過ぎ
ひらひらと花びらが舞う季節
となりました。

近所のお花見スポットです


皆さんはお花見に
行かれましたか?


私はというと
毎年のことではありますが
お花見という行事には行かず
日々淡々と仕事に
向き合っています。


仕事柄、常に周りに
植物がある環境ですので
たまに時間ができると
あえて植物から離れて
違うことをしたくなる
性分なのです。


私のリフレッシュは
もっぱらテニスです(笑)


仕事に、趣味に
こうして充実した毎日を
過ごせていることに
心から感謝する日々です。

目次

冬を越え、再び三次市の現場へ

さて、3月から
広島県三次市にある
高齢者施設での
園芸療法業務が再開しました。


三次市は中国地方でも
有数の豪雪地帯。


冬場は植物が育たず
路面の凍結で訪問が
難しい日も多いため


毎年12月から2月までの
3ヶ月間はお休みと
なってしまいます。


久々にお会いする
利用者様の中には
「西野さん、待ってたよ!」と
満面の笑みで
迎えてくださる方もいれば


この3ヶ月の間に認知症が
進んでしまったのか
私のことを思い出せない方も
いらっしゃいます。



窓の外から植物が消え
外出もままならなくなる冬。


五感への刺激が減ることで
心身の活力が
落ちてしまうのは
誰にとっても自然なことです。


私自身、冬場はどうしても
行動力が落ちたり
少し気分が沈んだり
することがあります。


だからこそ
意識的に五感を刺激する
「園芸活動」の重要性を
再開初日に改めて
痛感しました。

「室内でのクラフト作り」だけで終わっていませんか?

先日、気温が20℃近くまで
上がった日がありました。


絶好の園芸日和。
私は入居者様と
一緒に外へ出て
日向ぼっこを楽しみました。



太陽の光を浴び
春の風を感じ
芽吹いたばかりの
植物の香りを嗅ぐ。


これは室内では
決して味わえない癒やしで
最高の心の
リハビリテーションです。


今、こちらの施設では
入居者様が
自由にお散歩をしたり
お茶を楽しんだりできるよう
園芸療法ガーデンを
整えています。

新しいチェアーを購入いただきました!


私の園芸療法のスタイルは
少し独特かもしれません。


決まった時間に
室内で皆さんに
同じものを作ってもらう
「工作のようなプログラム」
ではなく


ガーデンで私が
作業をしているところに
利用者様がふらっと
立ち寄る。


そこから会話が生まれ
お花を摘んだり
一緒にお茶を飲んだり
ただ横で散歩をしたり……。



そんな、人の「素」が
引き出されるような
自然な触れ合いを
大切にしています

「寄り添う」という言葉の裏にある、本当の園芸療法戦略

実は、この
「ふらっと立ち寄れる空間」

を作ることこそ
一番難しいのです。

いつ誰が来ても楽しめるよう
常に植物を植栽し
整えておくこと。

いつでも一緒に作業ができるよう
道具やネタを準備しておくこと。

そして何より、一番大事な
「安全」に配慮すること


さらには、どんな方とも
会話を弾ませる
「対話の技術」も欠かせません。


一昔前の
「ものづくりありきの園芸療法」を
勉強しているだけでは
現代の現場では通用しないと
私は考えています。


いくらクラフトの
バリエーションを持っていても
苔玉がうまく作れても
染め物ができても
利用者様が本当に求めている
「心の隙間」は

埋められないのです。

利用者様が本当に求めているもの

私は現場に立ち続けて
見えてきたものがあります。


利用者様は、
「誰かとお話がしたい」



「やることがなくて退屈している」



「誰かに心配事や愚痴を
聞いてほしい」



「そして今日一日
楽しかったなと思って
眠りにつきたい」



そう願っていらっしゃいます。


その切実な願いを
植物というツールを使って
満たしてあげること。


それこそが、施設における
本来の園芸療法です。


だからこそ
私たちが今磨くべきスキルは
単なるクラフトの技術
ではありません。


「入居者様が
自然と集まりたくなる
園芸療法ガーデンを設計し
運営できる力なのです。

これからの「園芸療法キャリアアカデミー」が目指す道

「知識はある、想いこそある。
足りないのは、それを
『形』にする戦略だけ」



これがhanatripの掲げる
大切なコンセプトです。


これからは
「園芸療法ガーデン」の作成と
現場をトータルで動かせる
「園芸療法コーディネーター」の
両輪で進んでいくことが
「戦略」になります。


園芸療法実践者の
自己満足で終わる
「見せかけの園芸療法」
ではなく


本当に利用者様に寄り添い
施設の価値を高められる
コーディネーターを育てたい。


「寄り添う」という言葉を
もう一度、現場の事実から
定義し直したいと

思っています。


さて、明日もまた
三次市の施設へ向かいます。


明日はガーデンで
カフェをする予定です。


利用者様の
どんな笑顔に出会えるか
今から楽しみで仕方が
ありません。


植物と共に
最高のコンディションで
社会と繋がる。


そんな第二の人生の設計図を
これからも皆さんと
描いていければ嬉しいです。

【園芸療法コーディネーター養成コース】
お得に受講できるモニター生募集中!

現場に求められる園芸療法を学んでみたい方
・植物の力を用いた仕事をしたい方へ

31年の現場経験から生まれた

hanatrip独自の園芸療法が学べる講座を開講しています。
現在、期間限定でモニター特別価格にて受付中です。



当スクールの
園芸療法コーディネーター
養成コース

について一度、講師の西野から
話を聞いてみたい、


講座について
詳しく教えて欲しい
などのご要望がありましたら


是非お気軽に
無料相談(45分まで)
お越しくださいね!
楽しくお話しいたしましょう( ◠‿◠ )

【個別相談のご案内】

「園芸療法を学びたいけど自分にできるかしら?」「将来、植物の仕事をしてみたいけど何から始めたらいいかわからない」など、不安や疑問を抱えている方へ。 現在、個別相談45分(無料)を実施しています。あなたの想いや現状を伺いながら、一緒にお話ししてみませんか?講座のご質問等もお聞きしております。無理な勧誘はありませんので、どうぞお気軽に安心してお越しください。 ご希望の方は、以下の公式LINEより「個別相談希望」とメッセージをお送りください。LINEのメッセージで講師西野と日時を決め、予定日時にZOOMでお会いいたしましょう。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次