ただいま
園芸療法コーディネーター
養成コースも13期目になり
これまで
本当にたくさんの方が
ご受講くださいました。
広島の園芸療法士の活動が
こうして全国の皆さんと
繋がっていることに
私自身も日々
感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の13期の生徒さんも
「いつか植物に関わる
仕事がしたい」
「今の活動をさらに深めたい」と
私の毎回の講義を熱心に
自分ごとに置き換えて
聞いてくださっています。
その真剣な眼差しに
私もついついお力になれたらと
テキストには載せていない
さまざまな現場の経験を
お話ししてしまいます。
実は、この
「ついついお話ししてしまう
脱線した話」こそが
皆さんが一番知りたい
お話のようです(笑)
教科書通りの
綺麗な知識ではなく
泥にまみれ
試行錯誤してきた私自身の
「ありのままの経験」が
これから一歩を踏み出そうとする
皆さんの心に届いているのなら
これほど嬉しいことはありません。
「綺麗事」だけでは語れない、現場のリアル
この園芸療法コーディネーター
養成コースは
植物のお仕事や
活動をしたい方が
園芸療法の知識、手法、
そしてコーディネーターとしての
マインドなどを学ぶ
「お仕事の入り口」の
基礎コースです。
世にある多くの
園芸療法の講座では学べない
綺麗事だけではできない
「現場のリアル」を
独自のカリキュラムで
お伝えすることを
大切にしています。
現場では
思い通りにいかない
ことの方がむしろ普通です。
予算の制限
植物のコンディション
対象者の方の体調や
気分の変化……。
それらをどう調整し
コーディネートしていくのか。
勘のいい生徒さんは
この講座を受けただけで
ご自身のこれまでの
キャリアや強みを
活かしたお仕事を
頭の中で組み立て始められます。
でも、そういった生徒さんは
決して多くはありません。
むしろ、ほとんどの方が
同じ場所で立ち止まって
しまいます。
「0から1」を生み出すことの難しさ
私自身もそうでしたが
「私はこれをやっていく!」と
自信を持って取り掛かれる
仕事を組み立てるまでが
一番苦労するのです。
考えれば考えるほど
「私は本当は何が
したいんだろう?」と
悶々と考えてしまい
答えの出ない時間を
延々と過ごしてしまいます。
つまり、お仕事を
「0から1」に
組み立てることが
一番難しいのです。
それはそうです。
今まで経験のないこと
なのですから。
なぜ「悶々とする時間」が生まれるのか
では、なぜ多くの方が
この「0から1」の段階で
足踏みをしてしまう
のでしょうか。
私が13期にわたる
指導の中で見てきた
「悩みの正体」は
大きく分けて3つあります。
1. 「完璧主義」というブレーキ
「プロとして名乗るからには
すべてを知っていなければ
ならない」という真面目さゆえに
学びが終わらないループに
入ってしまうケースです。
知識は増えても
アウトプット(行動)が
伴わないため
自信だけが目減りしてしまいます。
私は以前
造花の花屋で起業した際
自分が住んでいる団地内の
商店街で行われていた
「土曜朝市」に参加しました。
母の日のプレゼント用に
心を込めてアレンジした作品を
たくさん用意し
ワクワクしながら出店したのです。
まだ小学生の低学年だった下娘も
「お母さんのお手伝いをする!」と
張り切って付いてきてくれました。

結果は、惨敗でした。
高齢者の方が多い
この団地では
高級な造花の需要は
ほとんどありませんでした。
お年寄りにとって
造花は「質の悪いもの」という
昔のイメージが強く
「お花は生花が一番」という
価値観が根付いていたのです。
一生懸命準備したお花たちが
ほぼ売れ残ったまま
家へ持ち帰る道中。
あの情けない気持ちは
今でも鮮明に覚えています。
でも、この大失敗こそが
私の「ゼロイチ」の
本当の始まりでした。
失敗から学んだ「場所」と「ターゲット」の重要性
「ここで売れないのは
私の作品が悪いからではない。
場所が間違っているだけだ」
そう気づいた私は
すぐに場所を変える
決断をしました。
団地の外へ飛び出し
住宅会社が運営する
おしゃれなコミュニティ
スペースや
感度の高い方が集まる
ハンドメイドフェアなどへ
積極的に出店を広げたのです。
さらに、商業施設での
ワークショップも開催しました。
すると、どうでしょう。
「これが造花なの?」
「本物の植物みたいに綺麗」
「手入れがいらないなら
こんな場所に飾りたい」
そんな声が次々と
届き始めたのです。
高級なアーティフィシャル
フラワーの価値を理解し
それを生活に取り入れたいと
願う方々と出会えたことで
私の活動は一気に
回り始めました。
この
「場所を変える勇気」こそが
停滞していた私のゼロイチを
動かす鍵となりました。
2. 「比較」という迷路
SNSなどで活躍している
他のセラピストや
コーディネーターを見て
「あの人に比べて
私には何もない」と
落ち込んでしまう。
しかし、西野の脱線話が
喜ばれるように
人が求めているのは
「完璧なスキル」ではなく
「その人だけの経験と誠実さ」です。
私は現場に出たら
利用者さんを楽しませる
ことに関しては
他の誰にも負けないという
自負があります。
他の方の活動を
見たところで
私の価値が揺らぐことは
ありません。
3. 「ニーズ」の読み違え
「自分が何をしたいか」
ばかりを考えてしまい
「目の前の人が何を
求めているか」という視点が
抜けてしまうと
仕事としての形が
見えてきません。
私が失敗した「朝市」も
まさに私の
「売りたい」が先行し
その場所の方々の
「欲しい」が見えていなかった
結果でした。
相手が何を求めているのか、
ありのままの事実に
耳を傾けることが
プロの第一歩です
「0から1」を突破するための「ありのまま」のステップ
私が広島で
園芸療法士として
造花の壁面緑化・花手水専門店
として、日々植物と向き合いながら
大切にしているのは
「今の自分にできることの
小さな積み重ね」です。
これをお仕事の構築に
置き換えると
以下のようになります。
ステップ①:自分の「違和感」と「好き」を整理する
悶々とする時間は
無駄ではありません。
それは、自分の中の
「本当の想い」を
探している証拠です。
私が園芸療法に出会ったのも
それまでの仕事の中で
感じていた
「もっと根本的な癒やしが
必要ではないか」という
違和感からでした。
ステップ②:小さな「実験」を繰り返す
いきなり大きな教室を
開こうとしたり
法人と契約しようとしたりする
必要はありません。
まずは身近な人に
自分が学んだ
園芸療法の知識を一つ
伝えてみる。
一鉢の寄せ植えを
一緒に作ってみる。
その「事実」を
積み重ねることで
少しずつ自信の土台が
できていきます。
ステップ③:プロとしての「マインド」を固める
「0から1」を作るのは
手法ではありません。
マインドです。
「私は植物の力で
この人の生活を豊かにする
伴走者になる」という覚悟。
これさえあれば
プログラムの中身は
後からついてきます。
コーディネーターから、その先へ繋がる道
養成コースで
お伝えしている基礎は
いわば「種まき」のような
ものです。
土を耕し、種をまくまでは
誰でもできます。
でも、そこから芽を出し
大きな木に育てていく
「1から10」のプロセスには
また別のスキルが
必要になります。
私がこのコースの次に
お仕事構築をお手伝いする
「JOBコース」を
用意しているのは
この「0から1」を
突破した後の孤独や不安を
私自身が身をもって
知っているからです。
でも、安心してください。
あなたが今
答えの出ない時間を
過ごしているのは
それだけ真剣に
「誰かの力になりたい」と
願っている誠実さの裏返しです。
その誠実さこそが
園芸療法コーディネーター
として最も大切な
資質なのです。
結びに:あなたの「これから」を応援しています
13期の生徒さんと
お話ししていると
私自身も初心に
帰ることがあります。
植物を通じて
誰かの笑顔が見たい。
病気を未然に防ぎ
健やかな人生を支えたい。
その純粋な想いがあれば
必ず道は開けます。
「0から1」を作るのは
確かに苦しい作業です。
でも、その壁を
乗り越えた先には
植物と共に歩む
素晴らしい景色が
待っています。
もし、あなたが今
一人で悶々と
悩んでいるのなら
まずは
今日触れた植物の温かさを
感じてみてください。
そして、その
「ありのままの感覚」を
誰かに伝えることから
始めてみませんか?
園芸療法コーディネーター
養成コースは
そんなあなたの一歩を
これからも全力で
支え続けます。

【受講生募集中】
・園芸療法を学んでみたい方
・園芸療法を仕事にしたい方へ
31年の現場経験から生まれた
「hanatrip式園芸療法」を学べる講座を
開講しています。
現在、期間限定でモニター特別価格にて
受付中です。
「自分の今の仕事にどう園芸療法を掛け合わせればいいの?」
「私にも、自分だけの価値が作れるだろうか?」そんな不安や疑問を抱えている方へ。 現在、個別相談45分(無料)を実施しています。あなたの現状を伺いながら、一緒にこれからのキャリアの可能性を探る時間です。無理な勧誘はありませんので、どうぞ安心してお話しください。 ご希望の方は、以下の公式LINEより「個別相談希望」とメッセージをお送りください。LINEのメッセージで講師西野と日時を決め、予定日時にZOOMでお会いいたしましょう。

コメント