「kiyoさんのような園芸療法士になるにはどうしたらいいですか?」の答え

こんばんは。
いつもブログをお読みいただき
ありがとうございます。


本日1月2日の広島は
かなり雪が降っています。

今日はもう寒すぎて
ガーデンには行けず
諦めて家に閉じこもり
ひたすらパソコンに向かい
ホームページの修正や
講座のリニューアルを
しております。


早く暖かくなって欲しいですね。


さて今日は
日頃よくいただく質問のお答えを
本日のブログにしたいと思います。


そのご質問としては
「園芸療法に興味があるけれど
それを仕事として
食べていくには
どうすればいいですか?」


「資格は取ったけれど
実際に報酬をいただける
イメージが湧きません」


私にとっての
「園芸療法士」とは
単に植物の癒やしを伝える
ボランティアではなく


プロとして専門的な技術を提供し
しっかりと対価(報酬)をいただく
「職業」のことです。


正直にお話しします。
園芸療法士として個人で
生計を立てている人は
今の日本では決して
多くありません。


というか
ほぼいないでしょう。


では、なぜ私は
個人事業として
園芸療法の事業で
生計が立てれているのか


そしてなぜ「仕事」として
成立しているのか。


教科書には書かれていない
私が実践してきた

「報酬が得れる園芸療法士」に
なるための道のりを
ありのままにお伝えします。

目次

1. 「資格」をゴールにしないという覚悟

まず、一番大切なことからお伝えします。
「資格を取れば仕事が舞い込む」
という考えを手放してください。


園芸療法士の資格はあくまで
「スタートラインに立つためのチケット」
に過ぎません。


多くの人がここでつまずくのは
資格取得をゴールにしてしまい
その先の「どうやって価値を提供し
対価をいただくか」という視点が
抜けてしまうからです。


プロとして自立するためには
以下の3つの要素をバランスよく
育てる必要があります。

  1. 植物に関する圧倒的な
    知識と技術(土台)

  2. 対人援助の専門知識と
    現場の知恵(手法)

  3. 社会のニーズに合わせる
    ビジネス視点(継続性)



    この3つが揃って初めて
    誰かに「お金を払ってでも
    あなたにお願いしたい」と
    言っていただけるようになります。

2. 植物のプロとしての「圧倒的な土台」を作る

園芸療法士は、まず
「園芸(植物)」のプロで
なければなりません。


私は園芸療法士になる前
生花店や園芸店で
長年実務を積んできました。


「花が綺麗ですね」で
終わるのではなく、

  • この植物はなぜ今
    元気がないのか?

  • この環境にはどの土が最適か?
  • 季節が変わった時
    どう植え替えれば
    1年中楽しめるか?

これらを感覚ではなく
根拠を持って説明できる
知識と技術が必要です。


なぜなら、
現場(施設や病院、個人宅)では
植物が枯れてしまうことは
「癒やしの機会の損失」を
意味するからです。


私が今、広島で100坪の庭を
再生させているのも
この「植物を扱う技術」を
常に磨き続けるためです。


私でも植物を枯らしてしまう
こともよくあります。



31年経った今でも
毎日が発見の連続です。


泥臭く土に触れ
失敗もしながら
積み上げた経験こそが
教科書にはない
あなただけの「生きた知恵」
になります。

3. 「ハイブリッド」という独自の武器を持つ

「園芸療法をやりたいけれど
広い庭がないからできない」


「生花を持ち込めない施設がある」


こうした環境の壁にぶつかって
活動を諦めてしまう人が
とても多いです。


そこで私が提案しているのが
「ハイブリッド園芸療法」です。


これは、生きた植物の生命力と
高品質な造花
(アーティフィシャルフラワー)を
融合させる手法です。



私は造花の花屋の運営経験もあり
造花の「場所を選ばない」
「手軽に達成感を得られる」
というメリットを知っています。


一方で、本物の植物が持つ
「成長する喜び」「香り」「手触り」の
代わりは誰にもできないことも
知っています。


この両方を使いこなすことで

  • 重い土を運べない高齢者の方
  • 衛生面で生花がNGな病室
  • 冬場で植物が育ちにくい時期

どんな環境でも、質の高い
「癒やしの時間」を
提供できるようになります。


「庭がないからできない」ではなく
「この環境なら
どうすれば最高の癒やしを
デザインできるか」を考え抜く。


この柔軟な発想と独自の手法こそが
仕事として選ばれる理由になりま
す。

4. 「助ける人」ではなく「専門職」として振る舞う

報酬をしっかり
いただくためには
自分自身のマインドセットを
変える必要があります。


ボランティア活動は
素晴らしいものですが
仕事として自立したいのであれば
「何かお手伝いしましょうか?」
という姿勢から


「私の技術で
このような課題を解決します」
というプロの姿勢に
転換しなければなりません。


例えば
高齢者施設に提案に行く際
「お花で癒やしを届けたいです」
と言うだけでは
なかなか予算はつきません。


そうではなく
「この園芸プログラムを
行うことで入居者様の
ADL(日常生活動作)が
これだけ向上し
結果としてスタッフの皆様の
負担軽減にも繋がります。
そのために、これだけの
費用が必要です」


「この園芸療法導入が
他施設との差別化となり
集客につながります。
施設の発信活動のネタなども
豊富にできます。」
と、相手のメリットを
言語化できるか。


これが、私が大切にしている
「ビジネスの視点」です。


植物への愛は
大前提として持ちつつ
それをいかに社会が
求める形に翻訳できるか。


この「翻訳する力」が
生計を立てる園芸療法士には
不可欠です。

5. 現場のリアルを「現在進行形」で学び続ける

私が運営する
「hanatrip園芸療法
オンラインアカデミー」で
皆さんに一番お伝えしたいのは
まさにこの「リアル」です。


教科書を読めば
園芸療法の歴史や定義は
わかります。


でも、現場で対象者の方が
急に泣き出した時
どう声をかけますか?



長年大切にしてきた木が
枯れてしまった時
どうフォローしますか?


これらは、現場でしか学べません。
私は今、自らの手で
荒れた園芸療法ガーデンを
再生させようとしています。


そこには
思い通りにいかないこと
天候に左右されること
肉体的な厳しさが
たくさんあります。


でも、その試行錯誤のプロセスを
包み隠さず受講生の皆さんに
共有することに
最大の価値があると
考えています。


「先生」として教えるのではなく
「今も現場で闘っている仲間」
として、失敗も成功も
ありのままに見せる。


私のような園芸療法士に
なりたいと思ってくださるなら
ぜひ、あなたも自分自身の
「現場」を持ってください。


プランター一つからでもいい。
そこで起きる変化を観察し
言葉にする。


その積み重ねが
あなたを唯一無二の存在にします。

最後に:あなたの「好き」は、誰かの希望になる

園芸療法士として
生計を立てる道は
楽な道ではありません。


でも、植物の力で目の前の人の
表情がパッと明るくなり
生きる意欲を取り戻していく姿を
目の当たりにした時
この仕事の代えがたい
喜びを感じます。


私はこれがあるから
園芸療法の現場がやめられません。
心底、お年寄りとの時間が
楽しいのです。



「植物が好き」
その純粋な気持ちを
ただの趣味で終わらせないで
ください。


正しい知識を身につけ
現場で知恵を磨き
社会と繋がる努力を続ける。


その先には
あなたにしかできない
あなたを待っている人がいる
「一生の仕事」が必ず
待っています。



当アカデミーは
そんな覚悟を持った方を
どこまでも応援し続けます。


教科書にはない
生きた技術を
一緒に学んでいきましょう。

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